イベントからの見込客

~ お客様はホットなうちに! ~
展示会や商談会などのイベントには特有の熱気があります。出展者だけでなく、来場者も「良い物はないか」と情報の受け入れ態勢万全でやって来られます。そうしたイベントで商品説明をさせて頂くと、関心を示してもらえるのは当然の事です。
「ぜひ、この商品を検討させて頂きます!」
「よろしくお願いします。ではご挨拶に伺わせて頂きます」ということになり、2週間後のアポイントを頂いて訪問してみるとすっかり熱が冷めていて普通の飛び込み商談とあまり変わらない結果に終わることも少なくありません。

ホットなお客さまだと思ったら接客中に出来るだけ1週間以内のアポイントを取ってください。そして展示会中の休憩時間に名刺を見ながら携帯で「お礼メール」を送っておきましょう。
イベントの来場者数にもよりますが大規模な展示会で4~5人で対応すると、200~300枚の名刺は集まると思います。受注を得るために大切なのは初動です。
とても過酷な作業になりますが、お客様に対して閉幕の翌日中には何らかのアプローチしておくべきです。
アポイントのお約束を頂いていても、手書きでお礼のはがきを面談前にお送りしておきましょう。興味を持ってもらえた事への感謝や、展示会に来場された時に説明員(あなた)と一緒に写真を撮っておいて、それをお送りしても良いと思います。
インパクトは薄れますが手書きが無理ならメールでも構いません。
「ご丁寧にありがとうございます」と相手の謝辞から商談に入れることは間違いありません。つまり一歩アドバンテージをもって商談ができるのです。
アポイントには至らなかったけれど名刺交換できた人へのアプローチですが、3日以内にはすべきです。アポが取れないお客様は意思決定までのリードタイムが長いお客様だと考えてご挨拶メールやDMをお送りしておき、ご連絡を待ちましょう。
長期のご検討を頂くお客様のためにも展示会では携帯性・保存性の良い情報ツールが必要になります。インパクトのある名刺や分かりやすいパンフレット。
ホームページと連動した情報提供ツールなどの用意が展示会では欠かせません。