見込客って誰?

集客するために、対象客をターゲットとして絞り込むほうが、メリハリがつくという事は既にご存知のことと思います。
ターゲットを絞り込んで思い通りに集客できればそれに越したことはありません。
しかし実際に商品を買ってくれているお客様は、ターゲット以外の人だったということはないでしょうか。
実はターゲット客を設定してもズバリ当たっている!というお店や企業は、それほど多くありません。
ターゲットはバリバリ男性ビジネスマン。
渋いシルバー、重厚でカッコいいデザインのステーショナリーを売り出したところ、一番買ってくれたのは社会人1年生の女性だったりします。
では実際の買ってくれる人を見つけるにはどうすればいいのか?
その方法は唯一、実際に買ってくれているお客様を分析する事です。
よほど革新的な商品やビジネスでない限り、全く新しいお客様が急激に増えることは少なく、一般的に客層は徐々に変化しても急激に変わるものではありません。
既存客の買い方の変化や、突然やってきた新規客の購入理由を分析しながら、次の「見込客」を地道に研究するのが一番の早道です。
もちろん、この見込客と商売のターゲットが一致すればベストですが、まずは見込客を見つける事をお勧めします。
この作業の積み重ねからターゲット設定につなげていけばいいと思います。

※ワンポイントアドバイス 
 顧客分析から、次の見込客を予測しよう!
 見込客と理想的なターゲットとが一致すればベストです。